【ひふみ投信】体験報告①~「令和」は不景気に?

【ひふみ投信】体験報告①~「令和」は不景気に?

50万円を「ひふみ投信」につぎ込み、去年から続くマイナス状態から脱したいと思う毎日。「平成」の終わりから「令和」にかけての実績を報告します。

平成最後の週、4月22日の-21,483円から、新しく始まった令和の相場初日までの推移実績は以下の通りでした。

平成最後の週、初日こそ若干下げて始まりましたが、基準価額は10連休に向かって順調に回復していました。週の前半では、23日にアメリカ政府がイラン産原油禁輸の適用除措置を5月に撤廃すると発表しました。(当然日本も対象に含まれます)しかし、続伸を妨げるまでの要因にはならなかったようです。一方、中国は25日、第1四半期のGDPの伸び率が横ばいの6.4%だったことを発表。これは市場に好影響を与えたようです。

ところが26日には一転、-0.36%と不気味な下げ。平成を象徴する形で最終週を終えることになりました。

そして、令和の市場初日となった7日、いきなり大幅に下げてのスタートとなってしまいました。要因はいろいろ言われていますが、やはり一番はこれではないかと思います。

5月6日に発信されたトランプ大統領のツイート

前日の5月6日、アメリカのトランプ大統領が突然(いつものことですが)、中国からの輸入品、2000億ドル分について、10日に関税率を10%から25%に引き上げるとツイートしたのです。

それまでの報道で、アメリカと中国との間で続いている貿易摩擦の解消に向けた話し合いが、時間を掛けながらも前に進んでいると伝えられていました。そこへトランプ大統領が冷や水をかける形になって、市場に大きなショックを与えてようです。

果たしてこのツイートはトランプ大統領特有の「ブラフ」なのでしょうか。それとも本気なのか。その真意と影響が今週後半の注目点になりそうです。■